伊達と酔狂のなんちゃって用語解説

時々出てくる呪文のような用語をちょっとだけ
  (このブログを楽しく読むための)用語解説

まずは
フォルクローレとは関係ありませんがm(__)m

酔夢楽団・・・このブログのオーナーが笛を吹いている南米民俗音楽・フォルクローレを
              演奏するアマチュアバンド。へたっぴぃではあるが、日本人のグループゆ
       えに南米音楽に対するリスペクトだけは忘れまいと日々精進中。

うんちく担当・・・私、我がバンドではうんちく担当という位置づけですが、長いこ
         とやってるといっても2000年凸凹からなので大したことはありません。
         南米は実際に足を運んだこともなく知識も受け売りですので悪しからず。
         なのでここも、(このブログを楽しく読むための)用語解説であって
         他の地で大きな声言うとそれ、違う、なんてことがあるかもしれません。
         できるだけ誠意をもって書いておりますがその辺はあしからず。

ホームタウン・・・酔夢楽団活動のベースになるエリア。神奈川は相模湾岸小田原から藤沢
         辺り。ほぼサッカーJリーグ湘南ベルマーレのホームタウンと一致するが、
         川向う(相模川より東、茅ケ崎、藤沢)での演奏はちょっと緊張する。

畑・・・このブログのもう一つの柱、田舎暮らしの実践フィールド。なんちゃってではある
    が四季を通じて多種多様な作物を育てています

にゃーさん・・・オーナー宅のご主人様。引っ越してくるとほぼ同時に乱入という、子猫に
        してはなかなかな策士。現在立派に成長し我が家の王として君臨中
        このブログには良い写真がなかった時に頻繁に登場。

小生65歳説・・・このブログを読んでいただいていたとあるグループのとある方から
         言われた「このブログを書いている方は65歳くらいの方に違いない」
         という学説?。ブログの中に仕事の話が皆無ゆえに見出されたもの
         の様。
         結構気に入ってはいるが、
         若作りなブログにするにはどうすれば良いかもっか楽しみながら模索中。 

以下フォルクローレに関する用語集 あいうえお順。

普段フォルクローレを知らない方でも読んでいただけるよう心掛けているつもりですが、
時々解説無くマニアックな用語を使用してしまうこともあります。なので以下に用語解説と
して記してみました。これまでの活動で得た知識を中心に記載しているため一部正確さ
を欠いたり、私見が混じっている部分もあるかもしれませんが、あくまでもブログを読む
ための解説としてご了承ください。あと、間違えている部分があったら教えていただける
と嬉しいです。


 アイマラ・・・南アメリカのボリビア、ペルーやチリのアンデス地域に住む先住民族
        バンド名にした「グルーポ・アイマラ」は現地音楽チックで人気。

 イリマニ・・・南米ボリビアのアンデス山脈レアル山群(Cordillera Real)にある山
        6439m。チリの人気バンドに「インティ・イリマニ」というグループが
        ある。
        また国産(日本)のチャランゴ弦のブランド名としても採用されている。

 ウユニ塩湖・・ボリビア西部にある塩の湖 観光名所。学術的には「塩原」というのが
        正しいらしい。アンデス山脈が海底から隆起した山脈だということの証
        拠とのこと

 エンパナーダ・・・ボリビア他南米諸国のミートパイ。おやつとして手軽に食されてい
          る。うまい。

 エンシーナス・・・ロランドエンシーナスRolando Encinas ボリビア ケーナの名手。
          「ムシカ・デ・マエルトロス」というエストゥディアンティーナ
          (フォルクローレオーケストラ)主催。気さくで優しそうなおじさん。

 オルーロ・・・ボリビアのアンデス地方にある都市。オルロ県の行政府。
        南米三大カーニバルの一つである「オルーロのカルナバル」で有名。
        ボリビアのグループ「ロス・カルカス」に同名の有名曲あり

 カルナバル・・・1 カーニバル・謝肉祭。フェスティバル(フィエスタ)と同じように
         日本ではお祭りと称されることが多いが、こちらはキリスト教の祭事。

         2 様式の一つ。フォルクローレはリズムや使用楽器によって分類さ
         れることが多いが、その1ジャンル。6/8拍子系の舞曲。最近は疾走感
         のある曲が多く、踊れないカルナバルも存在するがそれはそれでカッ
         コイイ

 カラマルカ・・・ボリビアの超人気グループ 楽曲はストリート演奏でよくされている
        「チューニョ(じゃがいも)の花が咲くころ」は彼らがオリジナル。

  

 カルカス・・・ボリビアの超超人気グループ。説明がめんどくさくなると、日本でいう
        とサザンオールスターズと美空ひばりを足して2で割ったようなポジションと言っ
        てしまう。現在チャランゴ奏者として日本人の宍戸誠さんが参加

 川俣・・・日本最大のフォルクローレフェスティバルが開催される福島県伊達郡の町。
      3日間、180もの参加グループが入れ替わりひたすら演奏し続けるという、ま
      ちを上げてやるおバカな音楽祭の会場。酔夢楽団8年連続出場、そのおバカ
      の端くれです。
      注・・・「おバカ」お判りのこととは思いますが 超最大級の賛辞の言葉ですyo。

 ギターラ・・・フォルクローレで使用するギターを呼ぶときの名称。基本クラシックギ
        ター(ガットギター)ですが、フォルクローレ向きの物があると思ってい
        る。高音域に特色を持たせたフラメンコギターなんてくくりがあるので
        ぜひフォルクローレギターなる物が存在してほしいところ。フラメンコ
        とは逆に低音重視のふくらみのあるやつが理想。
        クラッしくとは奏法的にはかなり異なる(カット奏法等どうしても扱い
        が荒くなる)ので、超高価なクラッシックギターをフォルクローレの奏
        法で弾こうものならオーナーさんがすっ飛んで来ること請け合い。
        注意しましょう。

 キルキンチョ・・・南米の甲羅を持つ小動物。アルマジロのこと。この甲羅を使用して
          作ったチャランゴを指すことも。ワシントン条約で輸入が禁止され
          ている。とか、最近は現地でも捕獲が禁止された。とか
          いろいろな情報が飛び交っているが、実際のところ定かではない。
          でも、たぶんダメなんだろうなぁ

 ギロ・・・フォルクローレの一部様式で使う楽器。洗濯板を棒でひっかくと出る音と原
      理は同じ。特有のリズムを刻むのは難しくはないが慣れが必要。 

 クエッカ・・・南米に伝わる踊り・舞曲、様式の一つ。本来はジャンル分けではなくク
        エッカという舞曲がフォルクローレの1ジャンルにカウントされている、
        という方が正確かな? 6/8拍子系で地域ごとに特色があり、スペイン
        の影響もうけているという意味ではこれもフォルクローレど真ん中とい
        ってもいいのかも。

 ケチュア・・・インカ帝国を興したことで知られる民族。
        スペインに侵略される前に使われていた言語を指すときケチュア語、ア
        イマラ語と併記されることが多いが実はアイマラ語を話す人たちはケチ
        ュア語の人たち(インカ帝国)に支配され、そのあとスペインに支配され
        るという2重の侵略を受けたことになる。

 ケーナ・・・ フォルクローレで使用する笛の一つ。 縦笛の方 指孔を何も抑えない
        で吹くとソ(G)の音がする。昔はケーナ中心の曲が圧倒的に普及してい
        たが、最近はサンポーニャに押され気味?

 ケナーチョ・・・長いケーナ 開放で吹くとレ(D)の音がする  

 コスキン・・・アルゼンチン コルドバ州 コスキン市。 毎年1月下旬にフォルクロ
        ーレの盛大なフェスが行われる場所。もしくはその音楽祭を指すことも。
        日本では、それを模して?マニアたちの間で始められたコスキン・エン
        ・ハポン(日本のコスキンの意)が日本最大のフォルクローレフェスティ
        バルとして定着しているため、そのフェスを指すことの方が多い。
        10月に福島県川俣町で行われることから川俣コスキンといわれることも。
        酔夢楽団も毎年参加してます。

 コンフント・・・「バンド」と同じ名詞だと思って間違えないかな?正式には「小楽団
         」というらしい。実はフォルクローレをコンフント単位で演奏するよ
         うになったのは最近(1970年代以降)のこととのこと。
         ジャズの楽団(コンボジャズ)がモチーフになっている・・・とか。

 サヤ・・・様式の一つ、本来はカポラールと称されるべき物を(人気グループのカルカ
      スが?)間違えてサヤと呼んでしまっため、それが普及してしまい本来の方
      の名前を変えなくちゃならなくなったいわくつきの様式。
      本来のサヤは「アフロサヤ」と言って区別されている。

 サンカ・・・長さによって音域の異なるサンポーニャの中で中低音を受け持つもの。低
       音部分になると音を出すのにかなりのテクニックを要する。

 サンポーニャ・・・アンデスのパンフルート。フォルクローレの中心楽器の一つ。現地
          の人たちは「シーク」というらしい。最近はケーナより人気が高い
          かも・・・
          ビートルズでいうとケーナがジョンでサンポーニャがポールという
          感じかな? (余計わかんねーよ・笑)

 シーク・・・サンポーニャのことを現地ではこう呼ぶらしい。ちなみにサンポーニャは
       スペイン語?とか。

 セミージャ・・・食用モロッコインゲンと同じような形もっとバカでかい(30cm超)種類
         の豆を乾燥させてマラカスのようにしたパーカッションの一種。
         マニアの間では栽培に挑戦(成功?)した人がいるとかいないとか・・・

 ソンゴ・・・サンポーニャを作る葦の種類。キメ材=薄、ソンゴ材=極薄、という感じ。
       値段はソンゴの方がやや高い。
       本来は同じ種類で生息域で違いが出ると聞いたこともあるが本当のところ
       は?どちらも最近手に入りにくくなっているらしい

 ダイジート・・・日本を代表するチャランギート(チャランゴ奏者)福田大治さんの愛称

 タカタカ・・・日本を代表するフォルクローレギタリスト木下尊惇さんの愛称

 チャランゴ・・・フォルクローレで使用する弦楽器。小型でチャラチャラと音がするの
         がネーミングの由来。弦楽器のなかった南米でギターを模して創られ
         たと紹介されることがあるが、弦の並びからギター成立より前の時代
         に枝分かれしたものと思われる。
         ウクレレとは調弦がほぼ同じ(チャランゴの方が1コース多いので抑え
         るのはちょっと大変)。そのためチャランゴのコードのわかる人はウ
         クレレのコードもわかる。

 チャレコ・・・アンデス地方に伝わるアワヨ(布)を織り込んだベスト。我らが酔夢楽団
        の公式ユニフォーム。

 チュリ・・・長さによって音域の異なるサンポーニャの中で一番高音部を受け持つもの。
       アンサンブル演奏時の活躍は多くないが、小っちゃくて携帯性に優れるの
       で鞄に入れておくと楽しい。

 

 チューニョ・・・アンデス地方原産のじゃがいもを天然のフリーズドライのように加工
         して作った保存食。富士山麓鳴沢村には凍み芋として同様の保存食が
         伝わっている。ラテンレストランで食べてみたが・・・そんなにうま
         いもんじゃない。大袋入りを買おうとしたら相方に止められた・笑 
         駅前路上演奏とかでよく聞かれる「チューニョの花が咲くころ」でそ
         の筋の方々には有名になった食材
 ツ

 ティンク・・・ボリビア、ポトシ地方に伝わる奇祭「けんか祭り」をモチーフにした踊
        り。もしくはその際に使用される楽曲の様式。様式名としてはポトシ地
        方のトナーダ(歌)ということで「トナーダポトシナ」と言われることも
        多い。

 (デ)伝承曲・・・作者不明の曲。伝承曲というと日本人はつい古代から伝わるという時
        間軸を中心に考えがちだが、同時代の横への広がりを伝承と称すること
        も普通にあるらしい。
        例えば居酒屋で誰かが鼻歌を歌う。かっこいいメロディなので真似てみ
        る。でも最初とちょっと違う。そんなことを何回か繰り返すと、最初と
        は似ても似つかない曲になっちゃう。でもかっこいいメロディなので、
        そんな鼻歌が流行っちゃう。これでみんな知っている曲の誕生です。
        みんなが同じメロディを歌っているのだが、もう誰が創ったんだかわか
        らない。CDレコーディングで採用されちゃったりすると、
        伝承曲クレジットの曲がいっちょ上がり。と、こんな感じ。
        にわかに信じがたい話だがそんな曲はいくつもある・・・とか。ホント
        かな?
        でもそれが証拠に伝承曲の歌詞の中に自転車や自動車、ギアチェンジし
        てブッ飛ばすぜ!なんていう現代的な歌詞がでてきたりする
        (「DESDE LA TRINIDADトリニダーからやってきた・伝承曲」)。

  

 トバス・・・ボリビアの東部・熱帯エリア、トバ族の踊りのリズム様式
       Jpopグループ、ポルノグラフィティの楽曲「アゲハ蝶」はこのリズムとい
       われサンポーニャ奏者の瀬木隆正さんが監修?で参加している。一時期は
       バックでボンボを叩いている姿が見受けられた。

 ヌエバカンシオン・・・「新しい歌」を意味するスペイン語。音楽を通した社会変革運
            動として、1960年代以降ラテンアメリカ各地で大きく盛り上が
            った。左翼思想との結びつきが強いため今どき流行らん、とい
            う意見もあるが、崩壊したロシア型左翼思想とは異なる点が多
            いので新自由主義の行き詰まり感が激しい今日この頃、見直す
            価値がある・・・かも?。
            そういう思想とは別に、いい曲多いっすよ

 ビエントス・・・ビエント、スペイン語で「風」を意味する単語。転じて風の楽器、ケ
         ーナ、サンポーニャ等管楽器の総称。もしくはその奏者のこと。この
         ブログ ~神奈川発、田舎暮らしと風の音遊録~の ”風”はこのビ
         エントスから来ております。

 ビクトル ハラ・・・チリ ヌエバカンシオンの代表的ミュージシャン。政争(軍事クー
         デター)に巻き込まれ射殺された。「平和に生きる権利」は名曲だと
         思う。酔夢楽団もチャラグアという曲でお世話になっている

 
 
 

 ボンボ・・・フォルクローレ特有の太鼓 ベニヤ板を丸め筒状にし、鞣していない皮(
       牛、ヤギ、ヒツジ等のもの)を張ったもの。本体がベニヤのため見かけより
       軽い。簡単なリズムも多いため新人が担当することも多くなりがちだが、
       この太鼓をかっこよく演奏しているグループは「間違いなくうまい」。
       というかこの楽器を軽視するグループに上手なグループは無い!といって
       も過言ではない。ラテン音楽だもんパーカシティブに演奏した方がカッコ
       イイのさ



 マトラカ・・・ペルーやボリビアのはじく楽器の一つ。歯車の回転により棒状の板をは
        じいて音を出す。奴隷たちが鎖を引きずるときの音を模しているといわ
        れる。大音量、最初はみんなびっくりします・笑。一部の様式(モレナ
        ーダ)のみ使用する楽器。常時リズムを刻むが、合間でうまく使うと効
        果的。センスがないと「やかましい」だけになる。


 マルタ・・・長さによって音域の異なるサンポーニャの中で一番汎用性の高い中央の音
       域を受け持つもの。サンポーニャをやる際はこれを持っていれば7割方カ
       バーできる。練習するならならまずはここから。

 

 ムシカ・デ・マエストロス・・・ボリビアで活動するエストゥディアンティーナ(フォ
                ルクローレで使用する楽器+弦楽器のオーケストラ風)
                楽団「匠たちの音楽」の意

 

 モレナーダ・・・様式の一つ。黒人奴隷が鉱山に連れていかれるときの行列を模した踊
         り。行進曲。引きずる鎖の音を表現したといわれるマトラカが印象的。
         昔の奴隷の連行を模しているだけで現在の踊り(行進)に悲壮感はない
         (むしろ楽しい)のであしからず。 

 (ヨ)様式・・・本来、音楽としてのフォルクローレの定義というのは存在しないのかも?、
        というくらい実はあいまいなもの。南米のスペイン語圏に伝わる音楽、
        もしくはそれから発展(各種融合)したものの総称。フォルクローレが多
        様なのでなく、多様な音楽の総称をフォルクローレと呼ぶ。そしてその
        一つ一つのジャンルを様式?形式?というくくりで語る慣習がある。
        リズムがもとになっていたり、踊りがもとになっていたり、楽器がもと
        になっていたりと様式名の由来はさまざまであるが本来あったジャンル
        の総称をフォルクローレと呼ぶという視点に立つと、由来がバラバラな
        のも当然といえば当然だと思っている。

 ルミリャフタ・・・ボリビアで人気のコンフント(楽団)。「ルミリャフタが好き!」と
          いうと前のめりで話に乗ってくれる人も多数。

 ワイニョ・・・フォルクローレの様式の一つ。アンデスのもとからあったリズムを色濃
        く残したフォルクローレらしい様式        

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