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「ROLANDO ENCINAS EN JAPON 219」 紀尾井町サロンホール

その昔、神奈川は表丹沢松田町「寄・やどりき」から自宅に帰る車の中
そこはその日行われたコンサートの感想会の会場だった。


「あの曲のリズムは楽しい」
「ケーナの節回しの美しさは・・・」
「弦とのアンサンブルの絶妙さ」
「無音の音ってあるんだよね~」etc


笛の師匠が主催していたフォルクローレの鑑賞イベント
「クルブカバーニャ」定例コンサートの帰り道
フォルクローレ夢中人、駆け出しだったあの頃。
いつもの我が家の風景でした。


最後にそのコンサートが行われたのはいつだったろうか。


月日は流れ2019年。
知り合った頃から体調を崩されていた師匠は昨年他界。
夢中になっていたあの頃はもう戻ってこないんだろうな、と思っていた。



そんな中、クルブカバーニャを主催していた「アンデスの家ボリビア」が本格的に
活動を再開するとの知らせ

娘さんが後を引き継ぎ店舗の運営やイベントの開催等を行っていくとのこと

そのイベント部門の第一弾が先日開催された。



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「ROLANDO ENCINAS EN JAPON 2019」
           紀尾井町サロンホール
   
   主催 アンデスの家 ボリビア
   後援 駐日ボリビア多民族国 大使館

 

「ケーナの巨匠」ロランドエンシーナスのコンサート
日本ツアーの中、追加公演として企画されました。
彼が主催する「 Musica de Maestros ムシカ・デ・マエストロス」
CDは擦り切れるほど聴いていた(CDは擦り切れないか(笑)
要はファンなのです。ワクワクです。


会場は東京千代田区、紀尾井町サロンホール
千代田区紀尾井町。昔は徳川幕府中枢の大名、紀伊徳川家、尾張徳川家、
彦根井伊家の屋敷が連立していたという。
(それで 紀・尾・井・町か、すげーな(笑)。)
都会中の都会。東京のど真ん中にある小さなホール。
まるで小さな宝石箱のような会場。


こんな都心に80人限定の音楽ホールなんて、なんとまぁ贅沢な空間。


今回はMusica de Maestros ムシカ・デ・マエストロスの民族楽器による
オーケストラ形式ではなく、エンシーナスのケーナにフィーチャーした
コンフント(小楽団)形式。
PAを通さない匠の笛を十分に満喫できるプログラムです。


会場の80席は予約のみで完売とのこと。
若い方から先輩の皆様まで、様々な年齢層の方々が詰めかけました。
中には久しぶりにお会いする方、本当は福島のフェス(今年は台風の影響で中止)
でお会いできるはずだった方々との思わぬ再会も。


エンシーナスはケーナ奏者としてだけではなく、幼少から青年期は舞踏団のダンサーとしても活躍、
作曲者やプロデューサーとしての側面もあるため、そのステージはとても楽しい。
表現したいことを体全体で醸しだしてくれるので、
会場が彼の世界観で包まれていくのが手に取るようにわかります。

そして彼の手元から、口もとから発せられている笛の音は、音色の多様さ、
奥行きの深さ、美しさ、やはり我々のそれとは別次元。
(あたりめーだろ、このコメント自体が図々しい・(笑))


ケーナという楽器の成り立ち、ボリビア音楽のあれやこれや、歴史、今。
曲の内容を小芝居にした演奏など盛りだくさん。


同行来日しているジュリアーノのギター&歌声、パーカッショニストである
息子さんのアドリアン、そして長年親交のある日本人チャランゴ奏者のダイジート、
通訳、ツアーコンダクトも兼ねたサンポーニャ&ケーナの牧野翔さん。
皆が一体となって創り出す息の合ったサウンドは、会場をそのまま、遥南米は
ボリビアの地へといざなってくれました。



今日初めてフォルクローレを聴いたという方もいらっしゃっていたとのことですが、
マニアでなくても十分楽しめるプログラムだったと思います。
 

特に今回、通訳をしてくれていた牧野さんの、丁寧な語り口は来日ミュージシャンの
思いをリスナーに届ける役目を充分果たしてくれており、奏者と会場の一体化に
ずいぶん貢献してくれていたのではないかと思います。
我が家は身近なところに言語通訳士(手話・相方)のいる環境なもので、
この辺、どうも敏感になってしまいます(笑)…でもね、実はこれ大切なのよ。


日本語MCで会場が笑っているのに(伝わっていないため)ぽつんとしてしまっている奏者や、
逆にたくさんいろんなことを話してくれているのに会場には伝わっていない状況が多発すると、
どうしても舞台と客席が分断されちゃう。
そう意味でも今回は会場が一つになった素晴らしいコンサートでした。



いやぁ~幸せな空間でしたな~。

………今回は都会も都会、東京のど真ん中
帰りの電車の中が感想会の会場。
こんなことを話しつつ、それぞれの曲の感想や、幸せな時間を反芻。



つい丹沢の山から帰ってくる車中のことを思い出す。



  あ、あの頃が帰ってきた ……と。 

 




 

「ROLANDO ENCINAS EN JAPON 2019」
紀尾井町サロンホール
   
   主催 アンデスの家 ボリビア
   後援 駐日ボリビア多民族国 大使館

第一部
1 SICOYAS / シコヤス
2 LA TUNANTILLA-VUERA A TI / 夜遊び娘-歌よ、君へ飛んでいけ
3  ENCUENTROS / 出会い 
4  ILUSION HERIDA / ボロボロの幻想
5  CANTARINA / カンタリーナ
6  EL MOSQUETOREO / 覗いていたら
7  CAMBA ALEGRE / 陽気なカンバ
8  SAYA PARA MARIKA / マリカのサヤ

第二部
 9 TAQUITO MALITRA / 軍靴の響き
10 LET IT BE / レット・イット・ビー
11 A LA VERA DEL CAMINO / 道端で
12 AUSENCIA / 君がいないとき
13 AMONINO / アモニノ
14 SUSPIROS / ため息のクエカ
15 BARBARELLA / バルバレーリャ
16 TONADA DE LAS FLORES / 花のトナーダ


Roland Encinas
Yuliano Encinas
牧野翔
Adrian Encinas
福田大治”Daijito"

当日の様子です。facebook Nippon Bolivia Folkrore コミュニティより

 

 

 

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